漢方の生薬配合理論その2:調整作用

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漢方の生薬配合理論その2:調整作用

コラム

2018/11/13 漢方の生薬配合理論その2:調整作用

漢方薬はいくつかの生薬を組み合わせてできたものですが、その組み合わせにはいくつかの法則があり、以前『生薬配合理論』として簡単にご説明しました。
今回は、そのうちの1つ「調整作用」について例を出しながら解説します。

漢方生薬の調整作用

桂枝湯を例に出して考えてみましょう。

桂枝湯の場合、発汗作用をもつ桂皮や生姜と同時に、止汗作用をもつ芍薬も配合されています。桂枝湯は発汗を促す処方ですが、虚証の風邪(自然発汗)に使われるので、発汗しすぎることを防ぐために芍薬を加え、発汗作用を調整しているのです。

そうやって複数の生薬を組み合わせることで生薬間の作用を調整して、処方全体のバランスを調えることも、漢方薬を処方する上でとても重要です。

その他の生薬配合理論

漢方の生薬配合理論その1:増強作用

漢方の生薬配合理論その3:協力作用

漢方の生薬配合理論その4:薬効転換作用

 

 

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