漢方治療の考え方「東洋医学」とは?

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漢方治療の考え方「東洋医学」とは?

コラム

2018/10/12 漢方治療の考え方「東洋医学」とは?

漢方薬を利用する前に、漢方について簡単に知ってべきだと思いますが、まずは「そもそも漢方とは何か」ということを理解されると良いかと思います。

今回は、漢方とは何かを語る上で欠かせない、漢方治療の考え方「東洋医学」についてご説明します。

東洋医学とは?西洋医学との違い

東洋医学とは、昔からアジア地域で発展してきた医学のことを指し、日本における東洋医学は「漢方(日本漢方)」と呼ばれています。

西洋医学では、病原体を薬で攻撃したり、手術をして患部を直接取り除くなどして治療を行うことに主眼を置いています。一方で漢方薬を扱う東洋医学では、生まれつき人間の体に備わっている免疫力、自然治癒力を高めて、病気を根本から治す手助けをすることを主としています。

また、西洋医学では「内科」「消化器科」「循環器科」などのように体を細分化し、異常のある部位を特定して、それに特化した治療を行うのが一般的ですが、東洋医学では、患部だけを見るのではなく体や心の状態を含めてトータルで捉え、全体のバランスをとることを考えます。

そのため、手術が必要な病気や伝染病に対しては西洋医学が有効ですが、病名をつけられない原因不明の慢性疾患への対処ができません。漢方を用いる東洋医学ではそういった場合でも効果を期待することができます。

東洋医学と西洋医学、どちらがいいの?

結局のところ、東洋医学と西洋医学はどちらが優れているという話ではなく、どちらも得意分野が異なるということです。交通事故に遭って骨が折れてしまっている、切羽詰まった状況で漢方を飲んでも仕方ありませんし、病院で手術を受けるべきです。

逆に、病気の原因がわからないのに適当な薬を飲んでも仕方ありませんし、そういった場合は漢方の専門家に相談し、漢方薬を使って治療するのが良いでしょう。

東洋医学と西洋医学をうまく使い分けてくださいね!

 

 

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